ある日の朝。 近代化された駅の構内を 歩いていた私は、思いました 「死にたい」 唐突に自分の存在意義が わからなくなりました 何時までこの日常が 続くのだろうかと思案しました 今まで抑えていた厭世的な 想いが溢れ出して零れてしまいました こんなに沢山の人間が居るんです 私一人消えた所で何も無いんです それなのに、下らない約束により 此処に縛り付けられた私は結局 何処にも逝けないのです。 あなたの言霊が消えるまで…。 納得出来るような答えを教えて そして私が死のうとするのを止めないで あなたに止められる義理なんて無いし 私が何時死のうが私の勝手でしょう? 大体、あなたは虫が良すぎるのよ まだ私を失いたくないと宣う癖に 平気な顔で私を傷付けて嗤うなんて 自分勝手過ぎるわ。お互い様だけど 兎に角、いい加減私を自由にしてよ もう充分私で遊んだでしょう? それでもまだ私を縛ると云うのなら 下らない口約束なんか破ってやるわ 綺麗に飛んで 綺麗に赤に染まった私を 最後まで愛でて頂戴 其れがあなたの宿命なんだから 口約束